房芯(切り房用)
筥迫の飾り房を「切り房」で作る際に必要となる房芯です。
打ち紐、房糸を差し込んで作ります。
<素材について>
※こちらの房芯は「レジン」でできています。
レジンの特性上「変色」しやすく、色の個体差がありますことをご了承ください。
中に使うものなので使用には問題がありません。
またバリが残っているところもあります。ご了承ください。
<サイズについて>
房芯のサイズは以下3種類あります。
・21-7(子供用)
※このサイズは廃番となりました。代用品としては「21-B(大人基本型用)」をお使いください。
・21-B(大人基本型用)
ショップで販売されている
「教本」を使って筥迫を作られる場合はこちらのサイズをご使用ください。
・21-M(大人大型用)
教室で
中級以上の大型筥迫を作られる方はこちらのサイズをご使用ください。(教室生徒使用)
<価 格>
いずれのサイズも価格は同じです。
単品、5個セットにより価格が異なります。
(原材料高騰により値上がりさせていただきます。2024.3.18)
1個 ……390円
5個セット ……1,800円(@360)
※
まとめ買いされる方は、他の種類とミックスして注文することができます。
その場合は、適当なサイズで注文してから「備考欄」に組み合わせを入力してください。
<部品について>
部品は「軸」と「輪」で一組ですが、使いやすいように
あらかじめ部品が接着(固定)されています。
外れた場合は、針穴に針が通るぐらいの隙間を開けてサイビノールで接着してください。
<房心の使い方>
以下にこの房心の使い方を解説していますが、教本の房の作り方(P14、15)の2枚分を差し替えられるようプリントアウトしたものがございます。
必要な方はカートの「種類」から「作り方資料」をご注文ください。
(プリントの方がより詳しく解説されています)
※こちらの説明ではわかりやすいように色付きの房心を使っていますが、販売しているものは「白」になります。
1)飾り結びの三段目の下から2.5cmのところを「かがり糸」で結ぶ。
2)そこから7cm長さに打ち紐を切り、足を開いて房糸を挟む。
3)房糸で飾り結び側を包む。
4)モールから2cmのところをかがり糸で固くしばり、更に打ち紐手前までを巻き付けて止める。
5)まずは打ち紐を「頭穴」に通し、左右の「紐穴」から出す。
(反対側から楊枝で押し出すか、ピンセットを使い引き出す)
※「21-7」「21-B」サイズの房芯は、あらかじめこの形にセット(固定)されていますが、「21-M」サイズはバラになっていますので、輪側にサイビノールを付けて輪の位置をお好みで調整してお使いください。
6)次に「モール」を頭穴に通し、「要」が頭穴の口ぎりぎり隠れるまでモールを引く。
7)房元から「モール」を取り外し、打ち紐を左右にしっかり引く。
8)房糸を房芯側におろし、くびれに金糸を埋めるように5〜6周巻き付け仮結び(一回)する。
9)下の房を寄り分けて「紐穴」の位置を確認し、その範囲内に結び目を移動して本結びする。?
10)結び目の下に「針穴」があるので、金糸を通した針を房芯に巻いた金糸の上側から入れて底から出し金糸を切る。
11)房糸をめくりあげて軸に堅糊を付け、打ち紐を巻き付けて余分を切る。