のべかがみ と かたぬきめいしいれ
延べ鏡と型抜名刺入
講座難度:初級コース<11>
対象:レベル<10>までのいずれか1つ受講後
■延べ鏡と型抜名刺入とは
<型抜名刺入>
名刺を差し込む口を型抜きに細工した名刺入れです。
それぞれの口に8枚程度の名刺が入ります。
元の意匠は大正時代の袋物の本を参考にいたしましたが、作り方はあくまで貼り込みの技法を用い、二ツ折りの単純な型を立体的な造形に作り上げています。
「折り掛け」は袋物の出来を左右する重要な箇所ですが、この型では折り掛けを理解していただくために独特な処理を行い、わかりやすい作りにしているのが特徴です。
講習会では「富士型」を作りますが、型紙には「地紙型」と「ハート形」が含まれます。
是非、自習の楽しみにしていただければと思います。
<延べ鏡>
「延べ鏡」とは、懐中鏡の別名として古い時代に使われていた言葉です。
「見ようとする物を直接見ず、鏡に映してから見る」という意味があります。
鏡入れの対面は段口が二つと、奥に合口が付きます。
段口は名刺やカードなどが縦に入ります。
合口には脂取り紙などを入れてもいいかもしれません。
江戸中期頃にはもう少し大きい(約85×162)ものが使われていましたが、今回の型は戦前までよく出回っていたサイズで再現いたしました。
左:延べ鏡(約75×125) 右:型抜名刺入(約65×110)
■教材費
・資料費(マニュアル・型紙):1,600円
・教材費 :1,540円
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合計 :3,140円
事前作業について
「教室受け取り」
教室当日に準備段階からの作業をする場合は、「送料」に「教室受け取り」をお選びください。
「事前作業希望」
事前作業を希望される場合は、「送料」に「クリックポスト 」をお選びください。
お支払いについて
教材のお支払いは事前振り込みでもかまいませんが、教室会員に限り「現金」でのお支払いが可能です。
※ただし
つり銭のないようにお願いいたします。
■材料リンク
この講座で使われている材料です。
「名称」からそれぞれの購入ページにリンクしています。
1)
厚紙(0.25mm)
2)
厚紙(0.7mm)
3)
ホットメルト紙
4)
ガラス鏡(鏡入用)
5)
ラミネートフィルム(鏡裏用)