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貼り込み作業は小さいアイロン台が便利です
『アイロン台』を作りましょう!

貼り込み作業は小さなものがほとんどです。
しかしご家庭でお使いの一般的なアイロン台では大きく、手元近くに道具を置けないので
作業性が非常に悪いことから、是非細工用の小さなアイロン台作ることをお勧めします。

また、貼り込み作業は「糊」を使うため、特に初心者はアイロンもアイロン台も
汚しやすいので、定期的に上の布を張り替えられる物が最適です。

そこで、以下に簡単に作れるアイロン台をご紹介いたします。

好きな大きさで簡単に作れる自作アイロン台を作ってみましょう!

<用意する物>

・ダンボール(40×30cm程度のもの):2〜3枚(0.8mm程度の厚みになるように)
  ※「木板」はホッチキスで止められないので不可。
  ※段ボールは潰れやすいので、布を張り替えるときに一緒に新しいものを作り直します。
   ショップで市販されているコルクボードのアイロンマット作成キットもあります。
   こちらは何度でも繰り返し使えます。
  ※上記サイズは汎用性のあるサイズにしましたが、サイズ違いを作るのであれば
   「25×33cm」程度の小さいものがお勧めです。

・フェルト(同サイズ):2枚
  ※100円ショップの大判フェルト×2枚でOK。
  ※「ホットメルト紙」を使うので、アイロンマットはある程度の硬くないと使いにくい
    ので、クッション性のあるアイロンシートは使わないでください。

・布(ダンボールの2回りほど大きめのもの):1枚
  ※シーチング以上の厚みで伸縮性のない布が最適
  ※布の端は切りっぱなしで使います。

・ホッチキス
  ※上下が180度開くタイプのもの。


<作り方>

1)「段ボール」をずれないようにドットライナーで貼り合わせる。


2)大判フェルトを2枚重ね、その上にダンボールを重ねて同じサイズに裁断する。


3)ダンボールの片面にドットライナーを数箇所付けて「フェルト」を1枚貼り、
  もう一枚はそのまま上に乗せる。

4)布を一番下に挽き、フェルト面を下にしてダンボールを乗せる。


5)まず左右の布を段ボールに折り返し、図のようにホッチキスを開き、芯が出る側を布に当てる。
  その上から強くホッチキスを押して止める。
  逆側を止める際は、表の布にゆるみが出ないように布をしっかり引っ張ってから止めること。


6)上下の布を折り返して、同じようにホッチキスで止める。
  上にかぶる布は、2枚以上の布が重ならないところにホッチキスを当てること。
  ※うまく入らないときのコツは、ホッチキスを布に当てたら、上から思い切り強く叩きつけるように
   手を打ち込むことです。


布を引っ張れば簡単に外れるので、布が汚れたらすぐに外して新しい布に貼り替えましょう。

布が重なったところはホッチキスの芯が届きにくいので、角はできるだけ布が重ならない部分が
できるように折りたたむと良いでしょう。



 




一回だけなら自作で十分
『マクラメボード』を作りましょう!

筥迫の付属品「飾り結び」を自作する際にはコルクボードでできた「マクラメボード」を
使います。
マクラメボードは1cmの方眼がついたコルクボードで、この方眼でサイズを測りながら
飾り結びを作っていきます。

お試しで作る「筥迫材料セットC」には「マクラメボード」はついていませんが、
筥迫を一回だけ作るのであればマクラメボードは簡単にダンボールで自作しましょう。
(「筥迫材料セットD」にはマクラメボードが含まれています)

ただし、ダンボールで作るマクラメボードは一度ピンを刺すと穴が開いてしまうので、
穴が空いたところを使わないよう、ずらしながら使います。




<作り方>

1)縦12cm、横12cm以上のダンボールを2用意し、1cmの方眼を引く。

2)方眼を引いた裏面にドットライナーを付け、もう一枚段ボールに貼り、
  同じサイズに裁断する。
  

この時、縦目、横目を逆にした状態で重ねると強度が増します。


ダンボールで作るマクラメボードは使えるのは一度きりなので、何度も作るような
場合は専用のマクラメボードを購入することをお勧めします。

※専用のマクラメボードにはマクラメピンも付いているので、あれば便利です。